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大連で、気づいてみれば、はや半年。


by pigrets2
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3月3日

なんと!
今日は桃の節句「ひなまつり」だ。
といって、特に何をするわけでもなく、
インターネットしていて、なんとなく思い出したものが
「悪魔(デイモス)の花嫁」。
プリンセスコミックより出ている少女マンガである。
(・・・といっても、小学校のときに読み漁ったというシロモノである。)
この漫画の中に、確か、「雛(ひいな)の埋葬」とかいうタイトルの一編があって、
虐げられている継子が、悪魔(デイモス)の力を借りて、
継母や継姉(というのかな?)をどんどんと消し去ってしまう、というもの。
その方法が、「流し雛」。
継母や継姉の似顔絵を書いて雛に見立て、河に流してしまう。
ひー、こわいよー。

実際、この「流し雛」、
多分、どこかの地方に、いまだあるんじゃないだろうか?

昔から続く風習って、ちょっと怖い面も絶対あると思う。
あんまり考えると、せっかくの3月3日が怖くなるので、ここまで。

ちなみに、今日は「耳の日」でもある。耳をお大事に。
# by pigrets2 | 2005-03-03 16:49 | そのた

癒者

点滴をし始めてはや6日目。
もう、だいぶよくなった。
医療で大切なことって、なんだろう。
もちろん、技術・設備・衛生・薬なんかはいうまでもない。
それともうひとつ、よく言われているけど、「心のケア」だよな、と思う。
ハリーポッターの魔法の世界では、
人を治す者を「医者」ではなく、「癒者」と呼ぶ。
私が今回通った小さい小さい診療所には、
茶色いパーマがかった髪の毛がフワフワと逆立ち、
説明するときの手の動きなんかが魔法使いみたいな女医さんがいる。
この人も、もう一人のお医者さん、看護婦さんも、
小さい診療所だからこそとは思うけど、
よく話を聞いて、適切な治療をしてくれた。
外国では、病気は、本当に心細い。
だから、何度行っても邪険にされない、「大丈夫か?」ときいてくれる、
「この薬はダメだから、こっちに変えよう」と、色々ちゃんと説明してくれる、
というのが、本当にありがたかった。
癒者_c0008896_17464786.jpg

ところで、中国では点滴は手の甲にする。
結構痛いんだよなー。
# by pigrets2 | 2005-03-01 18:17 | そのた

悪夢再び

病気になった。
のどの奥、扁桃腺が化膿した。
実は、以前もこの病気で2回、泣いている。
一回は入院、一回は通院1週間で、ダメージが大きかった。
帰ってきて、喉が痛い痛いと思っていたら、おととい発見した。
以前と違うのは、今のところ幸いにも、痛みがあまりなく、熱が出ていないこと。
発見後、とりあえず日本人のおいしゃさんのところにいったら、抗生剤をくれた。
でも、なんとなく不安だったので、
耳鼻科がいいという大連医科大学の大学病院へ。
診てくれたのは中国人の初老の女医さん。
「感染して、化膿してるわ。こりゃ、飲み薬じゃだめだ。点滴ね。」
そういっているにもかかわらず、
中国の病院システムがよくわからないのだが、
この病院では、点滴の処置はしないらしい。
「あなたのうちの近くの診療所でやってもらって。」
そういうことなら、と、処方された点滴の薬剤を病院で買って、もって帰ってきた。
悪夢再び_c0008896_21425655.jpg

今日で点滴2日目。
もちろん、うちの近くのちっちゃい診療所。
それはいいんだけど、この薬、効いているのかどうなのか不安・・・
はやく、大連にも完全保険適応の外国人医療センターを作ってほしいよー!
# by pigrets2 | 2005-02-25 21:46 | そのた

おひなさま

仕事先の学校で雛人形(の、一部。訳あって・・。)を飾った。
赤い毛氈・・・とまではいかないが、赤い布の上に、ちょこんとのせてみた。
おひなさま_c0008896_22355373.jpg

子供の頃、家でも7段飾りを飾っていた。
でも、私と妹が大きくなるにつれ、
なんとなく雛人形とは疎遠になり、
彼らの世話(?)をするのが母のみとなってしまったので、
いつのまにか飾らなくなった。
本来は「娘が嫁にいけなくなるから」と、
ひな祭りが終わればすぐ片付けるものだが、
うちでは、3月3日をすぎても飾っていた年もあったように思う。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・それでなのか・・・?
私がゆっくりと嫁に行ったのは・・・?

ところで、学校の雛人形、中国人の若い女の子の反応。
「顔が白くてこわーい。」

そんなもんか。
# by pigrets2 | 2005-02-22 22:38 | おしごと

中国って過酷・・・

2週間ぶりに、大連にもどってきた。
もどったら、乾燥で喉がやられた。
鼻と喉のちょうどくっつく部分で、指ではさわれない、あの部分である。
そして、それにつられて、鼻もひどい。
くしゃみしまくりである。

日本では、すでに花粉症が猛威をふるっていた。
例年の何十倍の花粉が飛んでいるとかいないとか・・・
まさか、大連にも花粉症は発生するのか?
うちの裏には、多分もみの木と思われる木がある。
実もなっているが、花粉を出すのかどうか、不明。
中国って過酷・・・_c0008896_23433487.jpg

日本では耳鼻咽喉科に行くと、
こういう場合、おもむろに「鼻うがい」をされる。
鼻からあったかい食塩水を強制的に入れられ、口からだすのだ。
なんとも、ゲー。だ。
「この医者は人を人と思ってない!」と、医者を思わず逆恨みしてしまう。

でも、もう大連に来てしまったので、
自分では鼻うがいなどやらない。
人間の自己修復力にまかせよう。
# by pigrets2 | 2005-02-21 23:46 | おしごと